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Q |
検知管によるガス測定を圧気下で行った場合、測定値に影響はあるのでしょうか。影響がある場合は補正の方法を教えてください。
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2004年6月3日
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A |
圧力と読取値は正比例の関係になります。なぜならば、2気圧の場所で100ml 採取すると大気圧中では200ml 採取したことになり、読取値は2倍となるわけです。
したがって、大気圧以外の場所で測定する場合は圧力補正が必要ですので、次式で補正してください。
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ただし、濃度目盛が等分でない検知管については補正誤差が生じますので、吸着性の無いガスの場合は採取袋等にいったん採取し、大気中に移動してから測定するとより正確な測定が出来ます。加圧場所から試料を採取するとき採取袋いっぱいに採取すると大気中で試料が膨張し、採取袋がパンクしますので注意してください。
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